最近手元に届いた二冊の本。
「いのちをつなぐ海のものがたり」は有機農業映画祭を主催しているばんどう酒店さんから、「記憶をつなぐ」は民族学博物館の林さんから届きました。
開いてみて驚いたのはニ冊とも最初に取り上げられているのが「ふなだま・船霊」という海の信仰についてのお話だったこと。
ひとつは伊勢の話、ひとつは南三陸の話が距離を超えて繋がりました。
震災支援で宮城県の漁師町を訪れたとき、その町に暮らす漁師のみなさんの海に対する意識の違いに感銘を受けました。
自然はたくさんの恵みをもたらしてくれるとともに、ときに人の想像を絶する猛威をふるうもの。
その意識に立ち戻ることで、自分たちがこれからどのような選択をするべきなのか見えてくるのではないかと思います。
12月1日に綾部で「宇宙と農と秋山さん」という講演会が開催されます。
宇宙から地球をみた数少ない宇宙飛行士である秋山さんから、どのようなお話を聞けるのか楽しみです。
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