2016年9月24日土曜日

みんなで食べよう!流域みそのたね!


9月24日(土)に、みんなでまいた流域みそのたねを食べる会を開催しました。


豆の膨らみ具合を予想しながら開催日を設定しましたが、うーん…、まだまだ小さい…。一週間以上早い感じです。

みんなで話し合った結果、膨らんでいるのを選んで収穫して、少しだけでも食べよう!ということになりました。


必死に探してこの量(苦笑)


大きな釜に薪で大量のお湯を沸かしてで枝ごと茹でるぞ!と意気込んでいたのに、カセットコンロに小さな鍋で、になってしまいました…。子供達の「枝豆大好きやからどんぶり一杯食べられるわー!」という声が心に刺さる…。

それでも気をとりなおして豆ごはんは炊きました!


おっ!結構入ってるやん!という雰囲気を出すためにできるだけ上に乗せてます(笑)


豆は少なかったですが、豆ごはんは最高に美味しかった!!こどもたちにも大好評で、一升炊いたごはんも綺麗になくなりました。あとはやっぱり自分たちで蒔いたたねだということがさらに美味しさを増していたようです。来週あたりに都合のつく方と一緒に釜茹で枝豆やりたいね、と言っています。

畑でごはんを食べてから源流の森を歩きに出発!今回は西能勢の山辺川の流れに沿って森を歩きます。



このあたりの土は完全に真砂土で、腐葉土はほとんどないように見えます。その土を削り取るようにして綺麗な水が流れていました。

途中には自然の恵み、アケビが結構なってました。



最近はアケビを見たことない人も多いみたいですね。ピンク色の皮の中の白い部分をいただきます。種がいっぱいなので食べるところはほぼありませんが、ほんのり甘い素朴な味。洋菓子に慣れてる現代っ子には物足りないかもしれませんね(笑)

けせら畑の松岡くんに案内してもらって源流へと続く入口に到着。


んー…。入口の雰囲気からして明らかにハードルが高い…。松岡くんが昨日、山のベテランのKさんと下見に入ったらしいのですが、道に迷って山をいくつか越えたそうです(;´Д`Aあかんやん。


今回は小さなこどもたちもたくさんいたのですこーしだけ入るぐらいにしました。


途中、もはや遺跡のような雰囲気につつまれた砂防ダムの泉を越え、


小さな沢を渡ったところで終了。短かったけど、こどもたちにとっては冒険だったようで、とても楽しそうでした(*^o^*)


最後にみんなで源流のポーズで写真撮影(笑)今回は尼崎や川西からずっと流域をめぐるエトセトラに参加してくれているみなさんだったので、この沢を流れた水が自分の住んでいる街の中を流れて海にたどり着いていることがイメージできたようです。そのことをイメージできることが大切なんじゃないかなと思っています。

参加していただいたみなさんありがとうございました!

オーガニッククロッシング
出口

2016年9月21日水曜日

秋の彩り


台風の影響をとても心配していましたが、消防の待機令はでたものの幸い能勢、猪名川大きな被害はありませんでした。

極端に雨の少ない8月からの土砂降りの9月。自然と向き合う農家さんたちは本当に大変です。そして運命共同体の八百屋も同じ。

天候の不順もあり夏野菜が早く終わってしまったので、野菜の少ない時期が続きましたが、さつまいもや里芋などが入荷し始めて秋らしくなってきました(*^o^*)

今日初入荷したのは「マコモダケ」。タケとついているのでキノコかと思う方も多いかもしれませんが、イネ科の植物です。根本の白く太った部分を食べます。

下味をつけたあとパン粉をまぶしてフライにすると、なんとも言えない美味しさがあります。鮮度が命の野菜なのでちまたでは滅多に見ることはありません。ぜひ一度食べてみてくださいね。

今日は能勢の栗も入荷しています!


2016年9月19日月曜日

種は移動する

台風前の大雨で家の前の川でさえかなり増水しています。このまま明日16号が直撃したらどうなるのか…。今週水曜日からの配達販売も台風次第になりそうです。大きな被害が出なければよいのですが…。

そんな中、森の集いにゲストスピーカーとして参加していただいたオーガニックベースの奥津さんに会いに大阪へ。デザインイーストというイベントに種市ブースをだしておられました。





端境期真っ只中にもかかわらず、鹿児島の固定種や、奥津さんが新しくお店を開いた福島会津からかなりの種類の野菜が集まっていました!
右から十角瓜(とかどうり)(ほんとに10個角がある)、滝野川大長ごぼう、固定種のレイシ(さらに苦味が強いらしい)、地域で自家採種されていた五角オクラ(厚みがある)、丸オクラ、会津小菊南瓜(勝間南瓜より少し大きい)。


奥津さんも、在来種を扱う八百屋の金子商店さんも、在来種を育てる若手の農家さんも、熱い!固定種や在来種に対する気持ちがビシバシ伝わってきました。お話することがありすぎて時間がまったく足りませんでした。雲仙に行かなければ。