2012年10月10日水曜日

自然栽培のりんご

昨日、自然栽培のりんごをいただきました。

噂にはずっと聞いていましたが、
手にするのも口にするのもはじめてです。

渡されるときに「芯がないねん」と言われたのですが
なんのことやらさっぱりわかりませんでした。

すぐに食べようと切ってみると…あっ!ほんとに芯がない!

普通りんごは真ん中に芯がありますが、このりんごにはなく、真ん中まで普通に食べられます。
なぜ芯がないんだろう?

早速食べてみると酸味と甘味のバランスが良く
香りもしっかりとしていてとてもおいしいりんごです。

でも…普段食べているおいしいりんごとの違いは
特に感じることはありませんでした。

が、そのあとに驚きがまっていました!

食べ終わったあと、あれ?んんっ?え〜!とビックリしたのが
とてもしっかりしたりんごの味なのに
後味が口のなかに残らないんです!
まるでなんにも食べてないみたいに。

これって実はすごいことです。

りんごを食べるとものにもよりますが大なり小なり
渋みや甘味が口のなかに残ります。

僕はこの後味がすこし苦手なのですが、
このりんごはまったく後味が残りませんでした。
とてもスッキリとして清々しいのです。

実はこの現象?は自然栽培や自然農法の野菜や果物全般に
言えることなんではないかと思っています。

それが好きか、嫌いかは人それぞれだと思いますが、
僕はこういう感覚を感じられる野菜や果物が
そのものが持つ本来の味なのではないかと考えています。

自然栽培のりんごは腐らないと良く聞きますが、
これも同じところにルーツがあるような気がしています。

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