野菜がなければ八百屋は商売上がったりです…。
えっ?でもスーパーにはたくさん並んでる?不思議ですね。
北摂の露地栽培の野菜は、この季節本当に何もありません。
冬野菜は軒並み「とう立ち」といって、花を咲かせ
種を残すための準備に入ります。
とう立ちした野菜は種を残すために全力を傾けるため、
筋張ったり、スカスカになったりして
あまり美味しくなくなります。
一方、次の野菜の種はまだたまに霜が降りることもある
この季節には畑に蒔くことができません。
ビニールハウスを持っている農家さんはハウスの中で
種を蒔き、畑に植え付けることのできる季節を待ちます。
この冬野菜が終わり、春の野菜が育つまでの間、
野菜がなくなる季節のことを端境期といいます。
今がまさに端境期。
野菜がない!困った!
ただ、日本列島は南北にながーい。
つまり南の方に行けば行くほど気候が暖かくなり、
野菜も収穫できます。
ということで連絡をいれたのが山口県に住む
八百屋仲間「たま屋」のたまちゃん。
もともと大阪の同じ八百屋で働いていた同僚で、
結婚して実家のある山口県に帰り、子育てをしながら
小さな八百屋「たま屋」を営んでいます。
そして送っていただいたのが「あわや自然農園」さんの
お野菜たちです。
あわやさんにはお会いしたことはありませんが、
手元に届く野菜たちから人柄が伝わってきます。
愛情を込めて育てられたことが伝わる野菜の顔、
そして野菜を傷めないように考えられた丁寧な梱包。
あわやさんもいま野菜が多いわけではないのに、
大阪まで野菜を分けていただいて、感謝しています。
そして農家さんとの間をしっかり繋いでくれている
たま屋のたまちゃん!ほんまにありがとう!
たま屋のブログでは彼女の人柄や考え方をはじめ
農家さんたちのことを読んでいただくことができます。
あわやさんも良く登場しますので
一度覗いて見てください。
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