大変申し訳ありませんが、本日わろうだをお休みさせていただきます。
すべての人が大切にされる社会をオガクロは望んでいます。
2015年9月19日土曜日
2015年9月14日月曜日
CPAO食堂と食の安全保障
昨日、ぶどう会に届ける野菜とともに、大阪子どもの貧困アクショングループが運営するCPAO食堂に送る野菜を準備していました。
大阪子どもの貧困アクショングループに送っている野菜は、オガクロが信頼する農家さんたちが育てたものです。
その野菜を購入する費用は、食べることを考える会である「かまどdeごはん」に参加していただいたみなさんからの寄付によって賄っています。
届けた野菜はCPAO食堂のスタッフのみなさんが、温かい食事という形で食べることに困窮している子どもたちのもとに届けてくれています。
震災以降見つめてきたあるべき食の流れであり、流通の仕事のあり方、食べることを通じたセイフティネットのひとつの形なのではないかと思っています。
先日身近な人から普通の八百屋ではないオーガニッククロッシングの本質的な部分はなんなのか、と指摘されました。そのことについて少し書いておこうとおもいます。
いま日本では
子どもの約6人に1人、1人親の世帯では2人に1人が貧困状態にあると言われています。(25年度内閣府資料で14.6%、1人親の場合50.8%)
毎年2万人以上の人たちが自らの命を絶っています。(内閣府資料によると平成26年度は25427人)
東日本大震災の影響をうけて4年半が経過した現在でも19万人近い人たちが避難生活を続けています。(復興庁資料では198513人)
福島第一原発の事故は収束するどころか、いまだメルトダウンした核燃料の状態を確認できるところまでたどり着けていません。大雨が降るたびに放射性物質を含んだ水が海に流れ出ています。
毎年自然災害が頻発しています。先日の豪雨や堤防の決壊、昨日の関東直下地震、今日は阿蘇山が噴火しました。もういつどこで何が起こっても不思議ではない。
ほかにも日本が抱えている深刻な問題は多岐にわたっています。
そんな中、国会では「平和安全法制」と銘打たれた特別審議が今日も行われ、その必要性は他国からの武力攻撃に対して国民の命や平和な暮らし、財産を守るためだと声高に語られています。
これがいまの日本に本当に必要な議論なのでしょうか?他国からの武力攻撃を受けるなどということを想定する以前に、考えなければいけない、何とかしなければいけない問題は国内にあると僕は思います。
日本は武力攻撃を受けなくてもすでに「存立危機事態に陥りかけている」のだと認識する必要があると思います。
オガクロがフィールドとする食の環境だけをとりあげても問題は山積みです。
日本は自国に暮らす人たちの食べるものを自給できていない国です。
国を家庭という小さな単位に置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
家庭の中でどれだけの食べ物を身近な地域、信頼できる農家さんから得られているでしょうか?
輸入された食品が多かったとすれば食料の輸入がストップしてしまったら、どうやって食べものを得るのでしょうか?食べるものがなかったときに人はどのような行動にでるでしょうか?自分たちの食べるものを自分たちの地域で得られないとなればどこかから奪うという方向に向かうことは容易に想像できます。
そんなのは非現実的な話だ、と言う人もいるかもしれませんが、僕にはいまの世の中の仕組みや動きの方が非現実的に見えてなりません。
日本をどうにかしたいと思うなら武力攻撃をするよりは食料の供給を止めた方がよほど効果的だと自分なら思うからです。想像してみることは大切だと思います。
オガクロは信頼できる身近な農家さん、これからを担う農家さんから野菜を預かり、コミュニケーションのとれる対面販売という形で食べる人たちに届けています。
それはお互いの信頼関係の中で日々の暮らし、食卓が満たされていくことを目指しているからです。存立危機事態にある日本の中で、ごく小さな単位ではあるけれども本当に必要な食の安全保障だと考えています。
流域というものをひとつの単位として取り上げ、その中で食の地方自治を実現したいと思い動いているのもその考え方があるからです。
食べるものを買っている、買えるという意識であれば、お金がただの紙切れになってしまうような万が一の事態のときに食べ物を得ることはできないでしょう。
でも、対等な信頼関係の中で感謝の気持ちをお互いに持ちながら対価交換に近い形で食べるものを得ているならば、万が一の事態のときにも支え合う、分け合うという考え方が生まれてくるように思います。
この仕組みを形にしていくためには地道な活動が必要だし長い時間がかかると思います。でも一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
※9月15日に一部補足、訂正を加えました。
2015年9月7日月曜日
南山城村「ハト畑」さんへ!
実は最近出産されたのでそのお祝いがメインだったのですが、もちろんトマトもたくさん仕入れてきました!!桃太郎系の「りんか」という品種です。
最近の日照不足の影響か、色づきはあまり良くありませんが、トマト特有の香りが良く、甘みもありますがほどよい酸味があって肉厚でジューシー。
お昼にトマトパスタをご馳走してくれましたが、炒めても煮崩れしにくく美味しかった!このトマトは今週の販売に持っていきます。
ハト畑のお二人はまったく別の業種から農の世界へ。旦那さんが畑を耕し、奥さんは版画家さん。
上の写真写っている立派な家は、大工さんに手伝ってもらいながら奥さんがセルフビルドで建てました!旦那さんは畑に忙しくほぼ手伝っていないというから驚きです!しかも妊娠中だったのに!
山の上マーケットに行かれていた方は良くわかると思いますが、南山城村はかなりの山奥。旦那さんは獣害や雪の害、厳しい自然と対峙しながら農家として生きていくべく頑張っています。
オーガニッククロッシングとしても応援している農家さんの一人、ハト畑のトマトをより多くの方にお届けしたいと思います。
お醤油の様子
先日、一か月に一回のお醤油の天地返しをしました。写真はわろうだのお醤油。表面な塩が再結晶して、パリパリになっています。
中はしっとり柔らか。クレームブリュレみたい。
さっそく味見。先月はかなりしょっぱかったのですが、今回食べてみると旨味が一気に増してとても美味しくなっていました!
ボウルですくおうとするとひび割れてなんだか不思議な光景。
表面からすこしずつすくいとり、もうひとつ用意した樽に移動していきます。
参加してくれている子供たちももうベテランさん。段取りもわかってます!これぐらいの年齢から自分で仕込んだお醤油を食べているなんて素晴らしい!参加者の中にはお母さんのお腹の中にいた頃からマイ醤油の子もいます(笑)
熟成は順調に進んでいます!来月が楽しみです^o^
2015年8月14日金曜日
「第3回かまどdeごはん」と「流域をめぐるエトセトラ・源流の森を歩く」
8月8日に第3回かまどdeごはんと「流域をめぐるエトセトラ・源流の森を歩く」を開催いたしました。
食べることを見つめたときに、ふと思いました。
僕たちは自分たちの身近な場所のものをどれだけ食べているんだろう。
自分たちの住む地域を俯瞰して、鳥の目をもって見渡してみれば、北摂地域というのはとても豊かな自然環境や豊富な田畑に恵まれています。そして下流地域の尼崎や伊丹、中流域の川西などは多くの人たちが暮らしています。
でも、身近にこれほど豊かな自然や環境があるにもかかわらず、自分たちは身近なものをそれほど食べていません。そこに住む人たちが少し意識して、身近なものを食べるだけで、町と村、都会と地方が抱えている多くの問題が解決できるように思います。
そのためのアクションとしてこの取り組みをはじめています。
まずは大野山の山頂までのぼり、そこから自分たちの暮らす街を望みます。澄んでいるときには大阪北区のビル郡や遠くは淡路島まで見渡せる眺望の素晴らしい場所です。
ここを源流とする「猪名川」は、途中神崎川と合流して尼崎市の湾に流れ込む、全長43kmの一級河川です。尼崎市などにいると都会なのでその川の源流というのは意識しづらいのですが、43kmといえばフルマラソンとほぼ同じ、車で走れば1時間30分程度の距離ですから以外に近いのです。
人の距離感というのは不思議なもので、遠い近いという感覚は実際の距離と気持ちの距離の二つによって決められているような気がしています。この気持ちの距離を縮めてもらうことが、今回の取り組みの目的のひとつ。
この日は天気はよかったのですが、遠くは白く霞んでいてはっきりとは見えませんでした。それでも流域をめぐるエトセトラが目指している「この場所が水の始まりであり、ここから流れはじめた水が集まり川となって自分たちの暮らしの側を流れているというイメーを持つ」ということは伝わったようです。
最初から大きな行動を起こす、問題を解決に導くというたいそうなことではなく、ここが自分たちにつながっている場所だというイメージを持って暮らすことが第一歩だと考えています。
ある程度イメージを持ってもらったところで山頂から源流の森へと入っていきます。
今回歩いたのは「岩めぐり」のルート。森林ボランティアの方がとても綺麗に整備してくださっているので、小さなお子さんでも歩きやすいルートです。(この日はとても暑かったのでみなさんヘトヘトでしたが・・・)みんなもっている白い袋はゴミ袋。途中に落ちているゴミを拾い集めながら歩きます。
この森が自分たちの暮らしの側を流れる川の源流という意識のなかで、もっと身近に訪れられる「自分たちの森」と感じてもらえたらと思います。
森に入ると一気に涼しくなって歩くのもとても快適。猪名川町の森は広葉樹が多いので森の風景も多様で季節によって表情を変えてとても綺麗です。いまは夏の青々とした葉に囲まれていますが、春の新緑の季節や、秋の紅葉などのときにはまた違った良さを感じることができます。
このコースは平坦な場所から起伏のある場所までバラエティに富んでいて、大人の背丈を越えるような巨石がところどころに点在するなど、飽きることなく歩くことができます。途中にはオガクロに野菜を届けてくれている「山田屋」の山田くんが畑をしている村が一望できる場所などもあります。
これは夫婦岩という二つの巨石が向かい合っている場所。二つの.石の細い隙間は子どもなら通りぬけることができます。大きな石というのは不思議な魅力がありますね。子どもたちも大興奮で遊んでいました。
最後にみんな大きな石の前に集まってとった写真。今回は大人、子ども合わせて総勢30名の参加となりました。これだけの人たちが参加してくれたことにとても勇気付けられました。
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オガクロの拠点である「わろうだ」は、町と村のちょうど間、すこしだけ村よりに位置しています。
この場所に暮らすことで町と村が抱える両方の問題を比較しながら捉えることができるようになりました。
アスファルトやコンクリートに囲まれた生活の中で、町の人の心は乾き、固くなっているように思います。人がコンクリートや人工物に囲まれた場所で暮らし始めてまだ数十年です。いまでは高層マンションなどが林立していますが、木よりも高い位置で暮らすということは、生物的にはじめての体験であり、経験です。
そのストレスが精神的な不安定さを引き起こし、いじめ、育児放棄などの問題を引き起こしているような気がするのです。ただ、いまの社会環境のなかで町を離れ自然の中で生活するという憧れをもったとしても、それを実現することは容易ではありません。
であれば、身近な自然環境を意識して捉えなおし、活用することで、都会に暮らしながらも心をほぐしていくということはできると思います。ただそれが「週末のレジャー」というような一方的な考え方であるとうまくいかないと思うのです。お互いの想いがうまく循環する状態でないといけない。
外部から入ってきた僕たちにとってはとても魅力的な里山の風景ですが、地元の方々からすると「すでに活用されることが無くなり荒れていく一方の森」という捉え方になります。
今回歩いたコースは森林ボランティアの方々によって整備されていますが、それ以外の場所は経済性という視点からも、生産性という視点からも価値を見出されることなく、そうなると管理する人もなくなり荒れているのです。
都会の人が郷愁を感じる茅葺の家や棚田なども、地元の方からすると管理に手間がかかり、生産性の低いもの、ということになります。都会の人が風景として価値を感じて「残してほしい」と願っても、村の人たちからすれば毎日の暮らしの場ですから、残してほしいと願うのみであればそれはある意味「村の人たちに不便な暮らしを強要する」または「プレッシャーをかけているだけ」ということにもなりかねません。
オガクロがやろうとしているのは、両者のギャップをほぐしながら、日々の暮らしをクロスオーヴァーさせながら支えあう暮らし、循環する地域を実現していくことです。
その試みというのはいままでもいろいろ試されてきてうまくいった事例というのはあまり聞いたことがないのですが、水の流れに沿う、流域という意識を持つ、ということでイメージや意識と具体的な行動がつながっていくのではないかと考えています。
2015年7月17日金曜日
第3回かまどdeごはん、けせら畑の開放日。そして源流の森を歩く。
第3回かまどdeごはんの日程が決まりました!8月8日土曜日に開催します^o^
かまどdeごはんは今回もけせら畑の開放日と一緒に開催します。そしてもう一つ、流域をめぐるエトセトラの一環として「猪名川源流の森を歩く」を開催します。
全部参加するとお昼前から夜まで盛りだくさんな内容ですが「食べること」をめぐる一環した流れを意識してみたいと思います。
空きがあればそれぞれ独立して参加も可能です。お問い合わせください。
◼︎流域をめぐるエトセトラ
「猪名川源流の森を歩く」
猪名川町から川西市、池田市、伊丹市、豊中市、尼崎市を流れる一級河川「猪名川」の源流を訪ね、その森を歩きます。
川の流れに沿って意識をつなぐことで、森、里、街、人がお互いを尊重しあいながら暮らしを営むことができる地域がうまれたらとずっと考えています。
源流の森は保護者と一緒なら5歳ぐらいの小さな子どもでも楽しく歩けるコースです。360度のパノラマから山々が波のように連なる山頂から、明るい森の中を歩き、途中には不思議な巨石群などもある楽しいコースです。
この森から生まれた水を自分たちは日々の暮らしに使っているんだなぁと意識するだけでも日々の暮らしに変化があるかもしれませんね。
当日はゴミが落ちていたら拾い集めながら歩きたいと思います。袋をひとつ持ってきてください。
◯源流の森を歩く
時間:11:00にわろうだに集合14:00ごろまで。
お昼:お弁当持参してください。山頂で食べたいと思います。
参加費:無料
※保険などには入っていませんので、自己管理をお願いします。
◼︎けせら畑の開放日
源流の森を歩いたあとは、けせら畑に移動してけせら畑の開放日に参加します。
けせら畑の松岡くんは大地の再生をテーマに畑に向き合っています。土の中の水や空気の流れを考え、人が起こした行動が大地にどのような影響を与えるのかというようなことを聞くことができます。
源流の森で得たこととの共通点などもありそうなので楽しみにしています。
◯けせら畑の開放日
時間:15:00-16:30を予定
持物:長靴、長袖、帽子、虫除け、飲料水等畑作業に必要なもの
参加費:一家族500円
◼︎かまどdeごはん 食べるを見つめる日
1日の最後はかまどdeごはん。
かまどを使って薪でごはんを炊いて、けせら畑で収穫したやさいや、オガクロがお付き合いのある農家さんたちの野菜をみんなで調理して一緒に食べます。
食べながら今日体験してきた森や畑のこと、自分たちの暮らす町のこと、食べることなどについてみんなで話し合えたらと思います。
1日とても長いですが、森や里のこと、村や畑のこと、町の暮らしのことをひとつの流れとして感じることで、どんな意識を持つこたができるのか体験してみたいと考えています。
かまどdeごはんはありがたいことに毎回多数の参加希望をいただいています。ただ、参加者同士がしっかりと対話できることを重視したいので定員は8家族程度とさせていただきます。
参加ご希望の方はオーガニッククロッシング出口までお問い合わせください。
2015年7月16日木曜日
おやさいをCPAOさんに送りました
前回の「かまどdeごはん」のCPAO食堂へのドネーションは合計で7732円集まりました。
ありがとうございました!
今日、おやさいをCPAOさんに送りました。
「CPAO食堂」の日とは違い、規模は小さいですがより顔を合わせて和やかな雰囲気で子どもやお母さんたちと一緒にごはんを召し上がる日があるので、そちらに使っていただきます。
あさってから夏休みが始まり、給食は2学期が始まるまでありません。
その間はなるべくやさいを送る機会が増やせるといいなと思っています。

こちらが送ったおやさいです。
なんだか瓜系のものが多いですね・・・
2585円分のおやさいを送りました。
(オガクロの仕入原価で計算しています。)
オガクロは送料と冷蔵の料金を負担させてもらいました。
ドネーション合計11,595-やさい代2585=残金9,010円
ご協力ありがとうございました!
ありがとうございました!
今日、おやさいをCPAOさんに送りました。
「CPAO食堂」の日とは違い、規模は小さいですがより顔を合わせて和やかな雰囲気で子どもやお母さんたちと一緒にごはんを召し上がる日があるので、そちらに使っていただきます。
あさってから夏休みが始まり、給食は2学期が始まるまでありません。
その間はなるべくやさいを送る機会が増やせるといいなと思っています。

こちらが送ったおやさいです。
なんだか瓜系のものが多いですね・・・
2585円分のおやさいを送りました。
(オガクロの仕入原価で計算しています。)
オガクロは送料と冷蔵の料金を負担させてもらいました。
ドネーション合計11,595-やさい代2585=残金9,010円
ご協力ありがとうございました!
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