2015年11月7日土曜日

11/7 田んぼフェス@里づとに出店します

今日はお世話になっている能勢の里づとさんで出店です。

【里づと田んぼフェス】
日時:11/7(土) 11:00〜15:00
http://satoduto.info/

わろうだはお休みいただいています。

よい週末を!

2015年10月31日土曜日

第5回「かまどdeごはん」リポート


けせら畑からわろうだに移動して、早速ごはんの準備。いつもごはんを炊いている子どもたちが手際よく火を起こしてくれました!

と思ったら、羽釜にまだ水が入ってないやん!危うく空焚きになるところでした…。それにしても火が起こるまでの時間がとても短くなってます。




子どもが火を起こしている間に、かまどでごはんを炊く人、薪を割る人と野菜を切る人に分かれます。



セイロの中にはオガクロがみなさんにお届けしている野菜をはじめ、さっき収穫してくれたばかりのけせら畑の野菜がてんこ盛り。毎回これだけの野菜がほぼなくなるからすごい。



けせらの間引きにんじんが加わると一気に華やかになりました!
このセイロの中も季節や参加してくれた方々の性格によって毎回見た目が違うので楽しい(笑)





セイロの準備をしている間にごはんがシュンシュン言いだしました。かまどでごはんを炊くときは火を抜くタイミングがとても重要。すこし置いて蓋を開けると…



今日もうまく炊き上がりました!お米は入荷したばかりのありがとんぼ農園産、新米の自然栽培ササニシキです!




 

美味しいお米と美味しい野菜を並べたら、食べられることに感謝しながらみんなで一緒にいただきます。今日も本当に美味しかったー!

味付けは塩だけ、味噌だけ、なのに美味しいのはやっぱり野菜が美味しいから。オガクロに野菜を卸してくれている農家のみなさんに本当に感謝です!
子どもたちも美味しいとたくさん食べてくれて、それも嬉しい。

そしてここから、畑の開放日で感じたことや、子どもの貧困や食べるということを見つめる時間へと続いていきます。

この後のリポートはまた書き終わり次第アップします。

つづく














けせら畑の開放日&かまどdeごはん

今日はけせら畑の開放日からのかまどdeごはんでした。とても充実した内容の濃い1日になりました。


今日は開放日日和!まだすこし朝の空気が残る時間に集合しました。
 


まずは松岡くんから畑を取り囲む地形や川の流れ、畑の中の水の動きを説明してもらいます。松岡くんの目指す大地の再生の第一歩は広い視野で土地を捉え直しイメージすることから始まります。

このことで目の前のことしか見えていなかった状態から一気に視野が広がって、地図を俯瞰しながらいま立っている畑を眺めるような感覚になりました。この部分は今回の開放日の中でも僕にとって非常に重要なポイントでした。



それから畑のディテールを観察しながら歩きます。小さな畑の中でも小さな変化の連続で成り立っているので、場所によって環境がまったく違っていることがわかります。




そのなかでも特に重大なのがこの道路。

北から南にはしる谷に沿って水が流れている動きのなかで東西に走る道路とコンクリートの壁や側溝が水脈を寸断してしまっています。



上の写真は道路のすぐ北側の畑。

写真ではわかりにくいですが、道路の上流側に穴を掘っています。その深さ1m以上。その穴に水が湧いてきます。ポンプで排水しても毎日満水になるぐらい水が溜まります。まるで井戸。 

地下水位が高いということは、水の好きな植物は別として、空気を好む植物の根や好気性の菌が息ができずに死んでしまうことにもつながります。

道路が水の流れを遮ってしまうことで畑の植物の成長にすごく影響がでるということですね。



すでに作られてしまっている道路自体はどうにもならないですが、目の前の問題だけに囚われて対処するのではなく、大きな視野と流れの中で問題を意識し、より良い状態になるように手を施していくというのが松岡くんのやり方。

この考え方は畑だけではなく様々なことに当てはまると思います。そのことは貧困や子どもの食、食べることを見つける「かまどdeごはん」の中でも話し合われたので、またリポートします。



水が溜まってしまい窒息気味の畑が息が出来るように、ポイントポイントに小さな天穴を掘っていきます。

こうすることで高いところから低いところへ水が流れ、同時に空気が取り込まれていくという仕組みです。



一通り説明を受けた後、参加者はそれぞれペアになって、思い思いの場所に穴を掘ります。その場所の土の状態や草の状態を触ったり、また匂いなども含め五感をフル活用して捉えながら進めていきます。



場所によって乾燥しているところ、水が溜まって重粘土のようになっている場所など様々。とくに酷い粘土の場所はヘドロのような匂いがしました。そのような状態をグレー層というそうです。そういう場所にも空気を通すための穴を掘っていきます。



穴を掘るとそこに空気と水の流れが生まれるわけですが、このままでは雨が降れば土が集まってきてすぐに穴は塞がってしまいます。

ここで自然の摂理を活用します。
自然は水の流れで小枝や草などを運んできて穴に落とします。それらが複雑に絡み合うことで櫓のようなものを作り穴を保護することで空気の流れを保ちます。その作用をこの場所に再現するのです。







上の三枚の写真は穴を保護しているところ。畝の間を水が流れ、自然に組み上げられていくことをイメージしながら枝や草を差し込んでいきます。まるで落とし穴を作っているみたいで楽しかった!ここで今日の畑の開放日は終了ー。

レポートは出口の視点から書きましたが、みなさんそれぞれの関わり方、楽しみ方で充実した時間を過ごしてくれたようです。

子どもたちはもっぱら虫とりと粘土遊びに夢中でしたが(笑)




さて、このあとは猪名川町のわろうだに移動して「かまどdeごはん」です。

かまどdeごはんにつづく











2015年9月19日土曜日

9/19わろうだ 臨時休業いたします。

大変申し訳ありませんが、本日わろうだをお休みさせていただきます。

すべての人が大切にされる社会をオガクロは望んでいます。

2015年9月14日月曜日

CPAO食堂と食の安全保障


昨日、ぶどう会に届ける野菜とともに、大阪子どもの貧困アクショングループが運営するCPAO食堂に送る野菜を準備していました。

大阪子どもの貧困アクショングループに送っている野菜は、オガクロが信頼する農家さんたちが育てたものです。

その野菜を購入する費用は、食べることを考える会である「かまどdeごはん」に参加していただいたみなさんからの寄付によって賄っています。

届けた野菜はCPAO食堂のスタッフのみなさんが、温かい食事という形で食べることに困窮している子どもたちのもとに届けてくれています。

震災以降見つめてきたあるべき食の流れであり、流通の仕事のあり方、食べることを通じたセイフティネットのひとつの形なのではないかと思っています。

先日身近な人から普通の八百屋ではないオーガニッククロッシングの本質的な部分はなんなのか、と指摘されました。そのことについて少し書いておこうとおもいます。

いま日本では
子どもの約6人に1人、1人親の世帯では2人に1人が貧困状態にあると言われています。(25年度内閣府資料で14.6%、1人親の場合50.8%)

毎年2万人以上の人たちが自らの命を絶っています。(内閣府資料によると平成26年度は25427人)

東日本大震災の影響をうけて4年半が経過した現在でも19万人近い人たちが避難生活を続けています。(復興庁資料では198513人)

福島第一原発の事故は収束するどころか、いまだメルトダウンした核燃料の状態を確認できるところまでたどり着けていません。大雨が降るたびに放射性物質を含んだ水が海に流れ出ています。

毎年自然災害が頻発しています。先日の豪雨や堤防の決壊、昨日の関東直下地震、今日は阿蘇山が噴火しました。もういつどこで何が起こっても不思議ではない。

ほかにも日本が抱えている深刻な問題は多岐にわたっています。

そんな中、国会では「平和安全法制」と銘打たれた特別審議が今日も行われ、その必要性は他国からの武力攻撃に対して国民の命や平和な暮らし、財産を守るためだと声高に語られています。

これがいまの日本に本当に必要な議論なのでしょうか?他国からの武力攻撃を受けるなどということを想定する以前に、考えなければいけない、何とかしなければいけない問題は国内にあると僕は思います。

日本は武力攻撃を受けなくてもすでに「存立危機事態に陥りかけている」のだと認識する必要があると思います。

オガクロがフィールドとする食の環境だけをとりあげても問題は山積みです。

日本は自国に暮らす人たちの食べるものを自給できていない国です。
国を家庭という小さな単位に置き換えて考えてみるとわかりやすいと思います。
家庭の中でどれだけの食べ物を身近な地域、信頼できる農家さんから得られているでしょうか?
輸入された食品が多かったとすれば食料の輸入がストップしてしまったら、どうやって食べものを得るのでしょうか?食べるものがなかったときに人はどのような行動にでるでしょうか?自分たちの食べるものを自分たちの地域で得られないとなればどこかから奪うという方向に向かうことは容易に想像できます。

そんなのは非現実的な話だ、と言う人もいるかもしれませんが、僕にはいまの世の中の仕組みや動きの方が非現実的に見えてなりません。
日本をどうにかしたいと思うなら武力攻撃をするよりは食料の供給を止めた方がよほど効果的だと自分なら思うからです。想像してみることは大切だと思います。

オガクロは信頼できる身近な農家さん、これからを担う農家さんから野菜を預かり、コミュニケーションのとれる対面販売という形で食べる人たちに届けています。

それはお互いの信頼関係の中で日々の暮らし、食卓が満たされていくことを目指しているからです。存立危機事態にある日本の中で、ごく小さな単位ではあるけれども本当に必要な食の安全保障だと考えています。
流域というものをひとつの単位として取り上げ、その中で食の地方自治を実現したいと思い動いているのもその考え方があるからです。

食べるものを買っている、買えるという意識であれば、お金がただの紙切れになってしまうような万が一の事態のときに食べ物を得ることはできないでしょう。
でも、対等な信頼関係の中で感謝の気持ちをお互いに持ちながら対価交換に近い形で食べるものを得ているならば、万が一の事態のときにも支え合う、分け合うという考え方が生まれてくるように思います。

この仕組みを形にしていくためには地道な活動が必要だし長い時間がかかると思います。でも一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。

※9月15日に一部補足、訂正を加えました。

2015年9月7日月曜日

南山城村「ハト畑」さんへ!




今日は京都府南山城村のトマト農家「ハト畑」さんへ!往復200km、現地滞在時間2時間という強行スケジュール。

実は最近出産されたのでそのお祝いがメインだったのですが、もちろんトマトもたくさん仕入れてきました!!桃太郎系の「りんか」という品種です。


最近の日照不足の影響か、色づきはあまり良くありませんが、トマト特有の香りが良く、甘みもありますがほどよい酸味があって肉厚でジューシー。

お昼にトマトパスタをご馳走してくれましたが、炒めても煮崩れしにくく美味しかった!このトマトは今週の販売に持っていきます。


ハト畑のお二人はまったく別の業種から農の世界へ。旦那さんが畑を耕し、奥さんは版画家さん。



上の写真写っている立派な家は、大工さんに手伝ってもらいながら奥さんがセルフビルドで建てました!旦那さんは畑に忙しくほぼ手伝っていないというから驚きです!しかも妊娠中だったのに!

山の上マーケットに行かれていた方は良くわかると思いますが、南山城村はかなりの山奥。旦那さんは獣害や雪の害、厳しい自然と対峙しながら農家として生きていくべく頑張っています。

オーガニッククロッシングとしても応援している農家さんの一人、ハト畑のトマトをより多くの方にお届けしたいと思います。

お醤油の様子


先日、一か月に一回のお醤油の天地返しをしました。写真はわろうだのお醤油。表面な塩が再結晶して、パリパリになっています。



中はしっとり柔らか。クレームブリュレみたい。



さっそく味見。先月はかなりしょっぱかったのですが、今回食べてみると旨味が一気に増してとても美味しくなっていました!




ボウルですくおうとするとひび割れてなんだか不思議な光景。



表面からすこしずつすくいとり、もうひとつ用意した樽に移動していきます。



参加してくれている子供たちももうベテランさん。段取りもわかってます!これぐらいの年齢から自分で仕込んだお醤油を食べているなんて素晴らしい!参加者の中にはお母さんのお腹の中にいた頃からマイ醤油の子もいます(笑)



熟成は順調に進んでいます!来月が楽しみです^o^