2015年4月15日水曜日

お醤油仕込み講座レポート

とても遅くなってしまいましたが、3月28日に開催したお醤油仕込み講座のレポートです。

当日は絶好のお醤油仕込み日和!なぜか醤油を仕込む日は良い天気が多いです。


わろうだの裏山もほんのりとピンクがかっていますし、数日前にはツバメが帰ってきてくれました。春はもうすぐそば!ですね。

お醤油仕込みのときには毎年必ず、お醤油を太陽の光に当てて発酵を促す方法を編み出した醤油搾り師の萩原さんのビデオを見ます。



毎年見ていますが、毎回ハッとさせられるポイントがあり、常に初心に帰ることのできる貴重な機会になっています。今年はほとんどの方がリピーターだったのでみなさんも何か感じられたのではないかと思います。



ビデオを見終わったあとは青空の下で和気あいあいと醤油麹の塩きりです。



この緑色の麹をはじめて見たときはビックリしました。いまは慣れてきましたが味噌麹との色の違いが毎回新鮮です。




このまま味見してみると、すこーしコナ臭い感じがしますが、なんとなくお醤油の風味もあります。

塩きりの作業は丸大豆に傷をつけ塩水を浸透しやすくするための重要な作業。みんなで楽しく話をしたり、搾り師の斎藤くんにいろいろ質問したりしながら入念に作業します。



塩切りが終了したら水を入れるために樽へ。わろうだのお醤油仕込みでは丈夫で安定しているプラスチック製の樽を使用します。


木の樽も興味はあるのですが、大人数で仕込むので失敗できないプレッシャーもあり実行していませんσ^_^;個人的なお醤油を仕込むときにチャレンジしてみようかと思います。


いつも思いますが、水を張ったお醤油のもろみはまるで田んぼの水みたいです。これがあの琥珀色のお醤油になるとは…。発酵の不思議ですね。今年も美味しいお醤油になるように願いながら見守っていきたいと思います。











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