日曜日は森の集いの準備などで行くことができていなかった市島町の災害ボランティアに行って来ました。
作業は個人宅の清掃でした。写真はプライベートなことになるので勝手には撮れないので、あまり影響のないものを一枚だけ撮らせていただきました。
写真左側の壁に残る土石流の跡。建物の中は胸ぐらいまで土砂で埋まっていました。この光景は東日本大震災で嫌という程見てきたものとほとんど同じです。自然災害の凄まじさを改めて認識しました。
しかし災害は局地的で、このお家の3軒となりにはほとんど影響がない状態です。津波は街全体だったので通りがかるだけでもその凄まじさを体感できましたが、今回のような災害では被災した地域に足を踏み入れない限り、
ほぼ平常通りの生活という感じです。
その影響もあるのか、ボランティアの数も激減し、以前は1000人を超えていたボランティアの数も、いまでは平日などは十数人しかいないという状態です。忘れられた被災地と言われている意味がわかりました。
ただ思うのは全体がどうということではなく、局地的であれ被災した方はとても困難な状態に置かれているということは間違いありません。すこしでも力になれます。もし手伝える方がおられたらぜひ参加してみてください。
実務的な部分では、少ないボランティアにもかかわらず、そのマッチングがうまくいっていないのか、年配の方や女性が泥だしなどの重労働に配置され、若い男性のグループが室内の清掃に配置されるなど状態にが見受けられました。
東日本大震災ではボランティアをまとめるボランティアなどの体制がしっかりしていて、マッチングも迅速でした。そのあたりをうまく解消して一日も早い復旧につなげていくことをいのります。
ボランティアが終わってから訪れたのは西山酒造所。僕も普段から好きでよく飲んでいる「小鼓」というお酒の酒蔵です。
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