いよいよ明後日です。改めて記事をアップします。
22日ー23日と奈良を舞台に「こどもの食フォーラム」が開催されます。
http://morinotsudoi.org/kodomo.shoku.html
このフォーラムは
「こどもの食は、こどもの命」
「農がはぐくむ、こどもの食、こどもの命」
をタイトルに、未来を担うこどもたちのために農や食がいまできることを
参加者の方々とともに語り合うための機会です。
2011年3月11日を境に、僕たちを取り巻く環境は一変してしまいました。それまで生きていた世界とはまったく違う世界へ踏み込んでしまったと言えます。そのことを曖昧にしたり、先送りしたりするのではなく、まずしっかりと受け止めなければいけないような気がします。
その上で自分たちがどう考え、動くべきなのか語り合い、選択していくキッカケになればと思います。
こどもの食フォーラムは二つの要素が二つの会場で同時進行しています。
まず食や農に関わる個性的なゲストを迎え、考えるための「こどもの食フォーラム」。
22日のゲストである安井孝氏は、愛媛県今治市の学校給食を30年以上の歳月をかけて有機食材も取り入れた地産地消に変えていった方です。野菜やお米はもちろん、魚や肉をはじめ、給食のパンも地元産小麦を使用しているというから驚きです!
大切にしている言葉は「できない理由を並べるよりも、どうやったらできるか考えよう!」
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もう一人のゲストは西村いつき氏。
兵庫県の農政課の職員として、農薬や化学肥料を使わない栽培方法でお米を育て多様な生き物たちの住みかとすることで、その生き物たちを食べるコウノトリが舞い降りることのできるような田んぼを広げよう、と力を尽くしてきた方です。
大切にしている言葉は「地域には、地域を救う、地域資源がある」
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23日のゲストは正木高志氏。
阿蘇の山麓で、極力自然に沿った栽培方法でお茶を育てる「アンナプルナ農園」を営みながら、植林活動を行う森林ボランティア「森の声」も主宰されています。代表的な著作に「木を植えましょう」などがあります。
大切にしている言葉は「すべての生きものが幸せでありますように」
「持続可能なこどもの食」というテーマでお話を依頼しましたが「持続不可能なこどもの食」という形でお話します、というお返事をいただきました。その意味の深さに正直ハッとしました。
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最後のゲストは「お弁当の日」で知られている竹下和男氏。
子どもたちが「自分たちで弁当を作る」ということに向き合うことで、親も、学校も、ひいては社会も変わる!ということを提唱し、実践しておられます。竹下先生がひとつの学校ではじめたこの取り組みが、いまや全国1000校で実施されているそうです。
大切にしている言葉は「あるものでつくる、できたものをたべる」
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以上4名の方々の講演を聞き、その取り組みのなかに「糸口」のようなものを見つけられたとすれば、3.11以降の世界を生きるための羅針盤になりえるかもしれません。各分野からのゲストも迎えクロストークという形で意見交換ができればと考えています。ぜひご参加ください。
フォーラムは「奈良県図書情報館」にて開催されます。 詳しくは「こどもの食フォーラム」のホームページをご確認ください。
http://morinotsudoi.org/kodomo.shoku.html
また、今回のこどもの食フォーラムのもうひとつの取り組みがこどもの「農家の給食ツアー」です。
JR
奈良の駅前で開催されてきた「奈良オーガニックマーケット」のメンバーや、奈良の学校給食を考える会、コープ自然派奈良、奈良農民連などが中心になって、
こどもたちが農家さんと交流しながら食材を購入し、自分たちでお弁当を作ってみる、ということをサポートする取り組みです。
また22日には農家さんが考えた「農家の給食」を提供したり、農家さんたちのことをもっとよく知るためのイベントや展示なども企画されています。
こちらは「はぐくみセンター」で開催されます。
こちらも詳しくは「こどもの食フォーラム」のホームページをご確認ください。
http://morinotsudoi.org/kodomo.shoku.html
両会場とも9月16日現在も参加者を募集しております。
ご興味のある方は事前にご予約をお願いします。
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