つ今年は水の流れが出会いやご縁を運んでくれる年になるような気がしています。
綺麗な水の湧く場所を求めて、北海道から福知山に移住してきたパン屋さんのカルナーさんもその一人。
実はもう10年近く前になるのか、僕らがたぶん初めて口にした天然酵母パンがカルナーさんのパンでした。
そのカルナーさんがまさか僕たちの家から一時間半のところに移住して来られるとは思ってもみなかった!本当に不思議です。
彼らの家の脇には綺麗な水が渾々と流れています。実際に飲んでみましたが雑味がなくら柔らかい味わいの水でした。
今週はその湧き水で焼くカルナーさんのパンもお届けできることになりました。
その畑も羽間さんが借りていなければ産廃置き場になっていたかもしれない、と聞きました。
農家さんが食べるものを育てるだけではなく、暮らしや風景を守っていることを象徴する話です。
そして今年は猪名川の源流の棚田でお米を育てることにも挑戦してみる予定です。猪名川流域のみなさんが、水の源やそれを育む山や森、村の暮らしや現状を意識する機会になれば良いなと思っています。
そしていつかそこで育った野菜やお米を流域に暮らす人たちが食べることで、山から海までの暮らしが水を通してひとつにつながればいいな…と思い描いています。
まだまだ力不足でイメージばかりですが、すこしずつ進めていきたいです。