2012年11月7日水曜日

木頭の気候風土が育てるゆず

昨日は今シーズンから「すだち」や「青ゆず」でお世話になっている方の畑にもおじゃましました。

ゆず畑に案内していただきお名前を呼ぶと「は〜い!」と爽やかな笑顔とともに登場してくれたOさん。おばあちゃんNさんと一緒に無農薬でゆずを育てています。
(お名前の使用許可を取り忘れたのでイニシャルで失礼します。)

カラッと明るく性格のOさんは話していて気持ちいい!おばあちゃんも生活の知恵の宝庫。いろいろと教えていただきました。

Oさんは除草剤、農薬、化学肥料などは一切使わず、肥料も飼料にもこだわった鶏舎の鶏糞のみを使っています。

僕の感覚では動物性堆肥を使いすぎると作物の味や香りに雑味が生まれると感じるので、必要最低限の肥料で育てることはその野菜本来の味や香りを感じられるのではないかと思います。

でも何よりも重要だと思うのは、その土地の気候風土にあっているかどうかかもしれません。

山あいの斜面に沿うように広がるゆず畑、その向こうには紅葉しながら立体的に折り重なる山々が広がり本当に美しく場所です。

この風景が創り出す、朝晩の気温差が激しく、霧が発生しやすいという気候条件こそが、味、香り、酸味、保存性どれをとっても素晴らしいゆずを育てるのだと思います。

4枚目の写真はゆず畑の隅に育つクレソン。夕飯用にたくさんいただきました。

今年は成りが少ない(特に無農薬は)とみんな話しているゆずですが、Oさんの畑で30キロほど分けていただくことができました!よかった。

今日は田村さんのゆず畑をリポートします。

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