2012年2月11日土曜日

火入れ

今日は雪のチラつくなか火入れです。
朝のキリッとした空気ねなか、竈に火を入れるのは
何度やっても気持ちがいいです。
今日も1日大豆を炊きます。すこし前に火を取り戻すという記事を書きました。暮らしのなか火が消えていくとともに、
火に対する恐れや感謝の気持ちも薄れ、人はある意味傲慢になっていったのでは
ないかと思うのです。小さなころから火に触れ危ない思いもして
その魅力、力、怖さ、火を使った暮らしの技を
知ることが大切だと思います。そうすれば原子力発電のように、消すことの
できないような大きな火は、誰も起こそうとは
思わないのではないか。国の舵をとる国会議員のうち、どれだけの人が実際に
火を起こし、米を炊き、日々の暮らしを
営むことができるのか。
大きな災害が起こったとき、本当に必要なのは
そういう生活技術なのだと、被災地や木頭村を
訪れるなかで気づきました。僕は今日も友人が大切に育ててくれた大豆を炊きながら
火のことを考えています。わろうだではこうして
火を身近に感じるような企画を組んでいきたいと思います。明日はいよいよあわせるのがミソの会。みんなが持ち寄ってくれる味噌とともに、
どっぽ村の味噌、ありがとんぼ農園の味噌、
西さんの味噌を試食できます。当日使う野菜は能勢のけせら畑の松岡くんの野菜や
出石の篤農家てらだ農園の寺ちゃんのかぼちゃや
蒟蒻、切り干し大根なども使います。おいしくいただきます!










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