2015年2月16日月曜日

39ありがとう味噌仕込みの会 2015.2.14



2月14日、世間はバレンタインの日。わろうだでは「39ありがとう味噌仕込みの会」が開催されました。

昨年は大雪で、まるで北陸のような風景が広がっていた猪名川町。今年も朝は雪景色でした。


粉雪が舞う中かまどに火を入れ、ありがとんぼ農園の岡村くんの到着を待ちます。今日は合計60キロの味噌を仕込みます。


参加者の方々が到着するころには空は晴れわたって温かい日差しが降り注ぐ絶好の味噌仕込み日和になりました!




岡村くんも和田山から30センチ以上積もる雪を掻き分けて無事到着。滋賀から参加してくれた方に聞くと70センチ積もっていたそうです!猪名川町、晴れてよかった…。

さっそく味噌仕込みのスタートです。



「天才岡村です!」とあいかわらずの岡村節からはじまったオリジナリティ溢れる味噌仕込み…。各所に細かい自慢と下ネタが入るのが特徴です(笑)

口は悪いが豆はうまい!?自家採種、無肥料自然栽培のありがとんぼの青大豆!










大豆を15キロ蒸せる巨大なセイロを2段、100リットルの水が沸かせるカマドにセットします。




次は麹の塩きり。もちろん麹もありがとんぼ農園の自然栽培米を使った自家製麹!出来立てほやほやでまだ熱く、とても甘い!

塩にも徹底的にこだわり、五島列島で鉄釜と薪を使って炊いた手作りの天日塩を使用します。こどもが塩の中から何かを見つけて大喜び。それがこれ↓




大きな塩の結晶です!僕もこんなに大きなものは初めて見ました。


ありがとう味噌仕込みの会では、大豆が炊き上がるまでには様々な体験ができます。自称農林業家の岡村くんからチェーンソーや薪割りの仕方を教えてもらったり、薪と鉄釜でごはんを炊いたり。


毎年味噌仕込みに参加していただいている紙芝居師のトコテコさんによる紙芝居も!



そしてみんなで作るお昼ごはん。オガクロが扱う農家さんたちが大切に育てた野菜を豪快に蒸し野菜に!


この日のために東京の職人さんにお願いして作ってもらった大型セイロが大活躍です。

おっと!そうこうしているうちに大豆が蒸しあがりましたよ!






蒸しあがった大豆は薄い青から淡い茶色にかわっています。ほっこりとしていてとても甘く、まるで栗みたい!いや、栗が大豆みたい?いやいや栗よりうまい!試食と称して食べ過ぎます(笑)



その大豆を樹齢100年を超える巨大な樹をくり抜いて作られた臼へ。杵も味噌仕込み用のオリジナルです。



お腹がグーとなったら一旦作業の手をとめてみんなでお昼ごはん。



お昼ごはんにも味噌を存分に楽しめる仕掛けを準備しました。その名も「合わせるのが味噌!」

ありがとんぼの2年仕込みや酒粕味噌、豆味噌や麦味噌など、合計8種類の味噌を準備。これを好みの組み合わせで合わせて自分だけの合わせ味噌を作ります。





お皿に綺麗に並んだ色とりどりの味噌がまるで絵の具に見えるので「味噌パレット」と呼んでいます。しかしこの人はちょっと盛り過ぎですね(笑)でも美味しいから全部食べてしまいます。



手作りのちゃぶ台に並んだごはんを囲む姿はまるで昭和(笑)お茶の間と言って家族みんなが集まっていたころの良さを再確認。みなさんで美味しく楽しくいただきました。



お腹がいっぱいになったら作業再開!最後はバタバタとして写真をとれませんでしたが、無事に60キロの味噌を仕込むことができました!



こうやってみんなで力を合わせて自家製の味噌を仕込むのはとても楽しいです。そして僕たちの日々の暮らしが直接農家さんや畑や、自然につながっていることを感じることはとても大切なことだと感じます。

そういうことを感じるキッカケをつくるのがオーガニッククロッシングの仕事だと考えています。

参加してくださったみなさま、そして岡村くん、ありがとうございました!来年も味噌仕込みの会は開催します。

最後に、気づいたら自分たちの味噌が仕込めてない!ことに気づきました(笑)改めて仕込みたいと思います。

次は3月の「お醤油仕込み講座」4月の「たねをいただく会」と続きます。お醤油仕込みは予約を締め切りましたが、たねをいただく会はまだ予約が可能です。予定が合う方はぜひご参加ください。

オーガニッククロッシング
出口
















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